

お風呂について考える
お風呂はお父さんのこだわりどころでした。 仕事の疲れを洗い流してくれる場所がお風呂。ひとりゆったりと湯船につかり、鼻歌を歌う。風呂上りの一杯が美味い。お風呂にはお父さんの夢があったよう 家のことには無関心のお父さんも、お風呂には要望を出すことが多く、以前は「ユニットバスなん...


ダイニングについて考える
ダイニングルームとは、食事をする部屋のことですが、日本ではもともと、食事のためだけに独立した部屋はありません。また、今でもダイニングルームを独立させてを設計することはまずありませんし、食事をするためだけに使うスペースとして考えることもしません。ダイニングは常に、キッチンやリ...


丈夫で長持ちする家
安心と快適を、持続するために。 年月の経過や成長に合わせて、暮らし方も変わっていく。 それでも家が、家族にとってかけがいのない場所であることは変わりません。 変わらないために、変わっていくために。 つよい躯体をつくります。 ただひとつ譲れないこと...


お隣との関係性
日当たりや、プライバシー、みんな望むことは同じ。 みんなが仲良く、お互いに思いやりを持って暮らしてくために、 企画・設計段階でできることがあります。 お隣との良好な関係づくり 都市部の家はどうしても密集せざるを得ません。広大な敷地に建つ郊外の一軒屋なら気にならないことも、み...
街並みとの調和
家は、まちの景色をつくる。 ちょっと大げさだけど、家を持つことは、町の歴史に加わって、一緒にまちをつくっていくこと。 まちの景色に、美しくとけ込む家をつくりたいと思います。 単体の美しさ、全体の美しさ 単体としての美しさと、全体の美しさ。家の美的基準には、2つの観点がありま...


自分サイズ
広さより自分サイズ ”大は小を兼ねる’というけれど ジャストサイズの心地よさは、大サイズからは得られません。 自分の感覚で、自分サイズを測定してみよう。 家も服と同じ、自分に合うのがいちばん。 「あんなこともあるかもしれないし…」「こんなことにもなるかもしれないし…」...


トイレについて考える
一戸建てにはナゼ2つ? マンションでは、億ションと呼ばれるようなものでない限り、トイレはひとつ。でもなぜか一戸建住宅には、トイレが2ヶ所あるケースが多い。 戸建て住宅に住む人はトイレの回数が多い?トイレの数がステイタス? そんなことはないはず。...


和室について考える
和室は「とりあえず」つくられる? 最先端の住まいを謳うマンションでも、3LDK・4LDKの間取りには必ず和室と標記してある部屋があります。もっとも、本格的和室ではなく、フローリングの代わりに畳を敷き、和紙調のクロスを貼った部屋と言ったほうがいいかもしれません。...


キッチンについて考える
女性にとってもっとも関心が高く、あれこれ悩むのがキッチン。 その昔、家の中で一番条件の悪い場所にあったキッチンは、どんどんと日当たりのよい場所に進出し、オープンになり、現在では家の主役、中心的な存在になってきています。 女性の声がキッチンを変化させてきたといえます。作り手も...


緑を植える
ファサードを、緑で彩る。 緑は、建築物を美しく見せてくれます。 住む人に、街行く人に、既設を感じさせてくれます。 緑の持ってるチカラを借りて、家の顔をつくります。 小さな庭からはじめる緑化。 建物は、その庭の緑が一体となって、美しい景観を作り出します。...