

リビングについて考える
リビングでのライフスタイルをイメージするとき、ふたつの光景が目に浮かびます。 ひとつは、ゆったりとソファに腰を下ろし、談笑する姿であり、誰かを招く応接間的なイメージのリビング。そしてもうひとつが、テレビの前で何をするわけでもなくゴロゴロしている姿であり、お茶の間、ファミリー...


手塩にかける楽しさを
自分の手で、育てていく。 つけ足したり、塗り替えたり、自由に手を入れていく。 住む人のクリエイティブな感性で、自由に手を入れられたら、家がもっと楽しくなる。 住人に愛され、住人と共に年を重ね、長く住み継がれる家をつくりたいと思います。 竣工=完成ではありません。...


遊び心と実用性
「やらなきゃ」を「やろう」に。 「やらなきゃ」と思ってやるか、「やろう」と思ってやるか。 せっかくやるのなら、前向きな気持ちがいい。 家事が少しラクになって、気持ちにゆとりができたら、 「やってみたい」ことや「してあげたい」ことにチャレンジできる。...


お風呂について考える
お風呂はお父さんのこだわりどころでした。 仕事の疲れを洗い流してくれる場所がお風呂。ひとりゆったりと湯船につかり、鼻歌を歌う。風呂上りの一杯が美味い。お風呂にはお父さんの夢があったよう 家のことには無関心のお父さんも、お風呂には要望を出すことが多く、以前は「ユニットバスなん...


ダイニングについて考える
ダイニングルームとは、食事をする部屋のことですが、日本ではもともと、食事のためだけに独立した部屋はありません。また、今でもダイニングルームを独立させてを設計することはまずありませんし、食事をするためだけに使うスペースとして考えることもしません。ダイニングは常に、キッチンやリ...


丈夫で長持ちする家
安心と快適を、持続するために。 年月の経過や成長に合わせて、暮らし方も変わっていく。 それでも家が、家族にとってかけがいのない場所であることは変わりません。 変わらないために、変わっていくために。 つよい躯体をつくります。 ただひとつ譲れないこと...


お隣との関係性
日当たりや、プライバシー、みんな望むことは同じ。 みんなが仲良く、お互いに思いやりを持って暮らしてくために、 企画・設計段階でできることがあります。 お隣との良好な関係づくり 都市部の家はどうしても密集せざるを得ません。広大な敷地に建つ郊外の一軒屋なら気にならないことも、み...
街並みとの調和
家は、まちの景色をつくる。 ちょっと大げさだけど、家を持つことは、町の歴史に加わって、一緒にまちをつくっていくこと。 まちの景色に、美しくとけ込む家をつくりたいと思います。 単体の美しさ、全体の美しさ 単体としての美しさと、全体の美しさ。家の美的基準には、2つの観点がありま...


自分サイズ
広さより自分サイズ ”大は小を兼ねる’というけれど ジャストサイズの心地よさは、大サイズからは得られません。 自分の感覚で、自分サイズを測定してみよう。 家も服と同じ、自分に合うのがいちばん。 「あんなこともあるかもしれないし…」「こんなことにもなるかもしれないし…」...


トイレについて考える
一戸建てにはナゼ2つ? マンションでは、億ションと呼ばれるようなものでない限り、トイレはひとつ。でもなぜか一戸建住宅には、トイレが2ヶ所あるケースが多い。 戸建て住宅に住む人はトイレの回数が多い?トイレの数がステイタス? そんなことはないはず。...
