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お風呂について考える

お風呂はお父さんのこだわりどころでした。

仕事の疲れを洗い流してくれる場所がお風呂。ひとりゆったりと湯船につかり、鼻歌を歌う。風呂上りの一杯が美味い。お風呂にはお父さんの夢があったよう

に思います。

家のことには無関心のお父さんも、お風呂には要望を出すことが多く、以前は「ユニットバスなんてチャチなお風呂はダメ!」との声に応え、在来工法の浴室が主流でした。マンションでも、1階の住戸だけは在来工法で作ったものです。

ユニットバスのいいところ

ユニットバスが増え始めたのは20年くらい前。今ではすっかりユニットバスが定着しています。

ユニットバスは、浴室の配置を自由にしてくれます。在来工法での浴室は、防水・施工の点から1階が定位置でしたが、ユニットバスになったことで防水・施工の問題がクリアでき、2階への施工にも抵抗がなくなりました。

共用ゾーンか、プライベートゾーンか

2階建ての家で、1階がキッチン、リビングなどの共用ゾーン、2階が個室のプライベートゾーンの場合、浴室をどちらのゾーンへ持っていくかを考えてみましょう。

浴室の配置は、大きく二通りの考え方があります。

まず、お風呂はそもそも家族みんなが使うところだから、共用ゾーンの方がよいという考え方。もうひとつは、お風呂は裸になる場所だから、プライベートゾーンの方がよい、という考え方です。

家族みんなで入浴する場合、この時間はただ単に清潔を保つだけではなく、大切なコミュニケーションの時間ですし、入浴後もリビングでくつろぐことも多いので、浴室は共用ゾーンと考えた方が良さそうです。一方、子どもが成長し、家族がそれぞれ別に入浴する場合は、お風呂上りにすぐに個室へ移動できることや、着替えは寝室などの各個室に置くことが多いことから、プライベートゾーンへ持ってくるのが使いやすいといえます。

お風呂はプライベート性が高く、外部からのプライバシーが必須な空間でありながら、一方では露天風呂のような開放感を取り入れたいとも思う、不思議な場所です。

1階で坪庭に面して開放する、2階でバルコニーに面して開放するなど、浴室の配置の考え方で、開放感の取り入れ方の可能性も広がります。

進化するユニットバス

乾燥、ミストサウナ、泡風呂、「美容」と「お手入れのし易さ」を謳うユニットバスがたくさん出ています。

機能面で標準としてエルズハウスがおススメしているのが、断熱機能がつき、保温力のある浴槽です。帰りの遅いご主人が、追い炊きなしで温かい湯船に入れます。手間なしで省エネ効果抜群です。

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住まいについて

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