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帰ったら、まずお風呂

瑞穂区I様邸
DESIGN
CONSTRUCTION
REAL ESTATE 

仕事を終えて帰宅したら、まず何をしますか?

まずはネクタイを外したい、服を脱ぎたい、手を洗いたい、とりあえず荷物を置いて座りたい、ペットと戯れたい…?家に帰って真っ先にしたいことは、人によってさまざまです。

 

「一日の汗と汚れを洗い流して、サッパリしたい」

 

夏は汗だくになった身体を洗い流し、冬は冷え切った身体を温める。まずは仕事の疲れをお風呂でリセットし、それからゆっくりくつろぎたい、というのがI様の希望でした。

そこで、帰ったら真っ先にお風呂へ直行できるよう、玄関から2つの動線をつくりました。

 

玄関につづく扉のひとつはリビングへと続き、ひとつは洗面・浴室へと続きます。水道設備工事に従事するご主人が、いちはやく汗とホコリを洗い流してからくつろげるよう、動線で促しているという訳です。

 

玄関奥にはオープンな下足棚を設け、ハンガーパイプを渡し、コートなども掛けられるようにしました。来訪者からは死角になるため、あえて扉をつけず、スペースを広く自由に使えるようにしています。さらに、玄関で必要な雑多なモノの一時置き場もつくりました。こちらも来訪者からは見えません。

 

2階への階段を上がったすぐの場所には、デスクスペースとして使えるよう、カウンターを設置しました。お子さんがまだ小さいうちは、個室ではなくここで宿題をしたり、読書をすしたりするのもいいですね。何となく曖昧な空間があると、家族がどこにいてもつながっていられるような気がします。

 

お子さんがいつでも手洗いがしっかりできるように、大き目の手洗い器をつけた2階トイレ。

 

天井から階段を下ろして使う、屋根裏部屋。

 

生活しやすく、なおかつ他者に生活感をなるべく見せない工夫を取り入れたI様邸は、何気ない場所にこだわりが隠されています。

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