top of page

暮らしやすさを求めて

北区H様邸
DESIGN
CONSTRUCTION
 

「友人の建築家が、名古屋で高気密高断熱住宅を建ててくれる会社を探しているんだけど」と、以前お世話になった北海道の住宅会社から1本の電話。それがH様とのご縁のきっかけです。

 

H様が相談した建築家の方の専門が大規模建築だったことから、北海道で住宅会社を営む友人に、名古屋で家づくりを任せられるところがないか相談されたとのこと。それで弊社に白羽の矢が立ちました(住宅事業を始める折、その北海道の会社で高気密高断熱住宅のノウハウを学んだのです)。

 

5人家族には少々手狭かと思われるマンション暮らしにも、特段不便を感じていなかったと仰っていたH様。合理的な収納術と家族仲の良さが、その秘訣でした。

それでも、子どもの成長に伴い個々のスペースが必要となったことから、ご実家の仕事場を仕事場兼住宅として建て替えることに。これまでに積み重ねた生活スタイルを継承しつつ、広さを生かした住まいを求めて、H様の家づくりが始まりました。

 

 

1階はオフィス。来訪者も多いため、自宅とオフィスで玄関を分けています。

2階は家族のスペース。キッチン・ダイニングには広々と収納スペースを。L字型のシステムキッチンの隣に造り付けのキャビネットを配し、さらにその奥にはパントリーを設けています。

和室の天井には、室内干し装置を設置。普段は格納されており、物干しの際には電動の操作でポールを下ろすことができます。干し終わったら上部へ移動させれば、乾かすときに邪魔になりません。梅雨時や花粉の季節などは、少しでも多くの部屋干しスペースが必要です。部屋の上部空間をうまく利用できるこれらの装置、地味ですが役に立ちます。

3階はプライベートスペース。4つの個室は全て南向き、バルコニー付き。天気のいい日は部屋ごとで布団干しが楽にできます。

廊下には洗面台を2台設置。子どもたちがそれぞれ存分に朝のセットアップができるよう、2階の洗面室とは別に洗面台を設置しました。

 階下からの人の気配が分かるように、廊下とキッチンとの間仕切壁にはFIX窓を。キッチンに立っていると、誰が階段を上がってきたのか分かります。はめ込んだステンドグラスは、穏やかな日常と家族の成長をイメージしたオリジナルデザイン。ささやかな情緒的アクセントです。

 

高気密高断熱仕様に加え、屋根はh10KW以上の太陽光発電システムを設置。体感的にも経済的にも、暮らしやすさを求めた家となりました。

 

 

 

 

 

bottom of page